個人住宅を５室のシェアハウスに改装。

中央のリビングダイニングは、3つの庭と切り取った空を取り込んで、外部環境と一体化した空間となっています。建物全体を大屋根で包み込み、内屋根を配することで、大空間ながらも複雑な空間を構成しています。

京都の市街地にあるシティホテル。
快適性を追求し、明るく開放的な共用空間と清潔感のある宿泊室に仕上げています。
（collaboration/福嶋洋一建築研究所)

豊かな緑に囲まれた託児所。
門型のボックスが入り組んだ建物は、内部に侵食した植物や建物全体に点在する軒下空間によって、内と外が曖昧な空間になっています。周囲には中庭を通り抜けながら周遊できる散歩道を配置し、どこにいても豊かな自然を五感で感じることができます。

2層の段層窓とスキップフロア、吹抜が各室を緩やかにつなぎ、一体的な内部空間をつくっています。
どこにいてもお互いの気配を感じられる、家族の繋がりを大切にした住宅です。

大きな吹抜けのある本堂を持つお寺です。
本堂を中心に落ち着いた一体感のある空間としました。周囲の襖は全て取り外すことができ、大人数の法要にも対応できるように計画しています。
（collaboration/福嶋洋一建築研究所)

閑静な住宅地に建つ2世帯住宅。
通り土間にさまざまな機能を持たせ、開放的で明るい空間を構成しています。また通り土間によって親子の動線をコントロールすることを考えています。

森に囲まれた老人ホーム。
窓を開けると小鳥の囀りが聞こえるような自然環境に恵まれていることから、大開口をたくさん設けることで建物全体が風通しの良い明るい空間になっています。また、開放的なカフェや中庭を通じて周囲の気配を感じる、細やかなサービスを提供できるように空間のつながりを大切にしています。

高齢者施設を「施設」ではなく、利用者が日々を過ごす「住まい」であると考えています。限りなく家庭に近い暮らしをコンセプトに、住宅と同じスケールで構成することや、木の素材を多く採用することで温かみのある空間づくりを心掛けました。

賑やかな場所にある居酒屋。
長時間お客様がくつろげるように座の空間とし、下がり天井を設けることで変化に富んだ落ち着きのある空間となっています。また、家族客の利用を想定して、体に触れる床材は住宅でよく採用する無垢のクリ材を使用しています。

高さを抑えた家具のみで仕切ることでエリアを視覚的に区切りつつ、連続的な空間構成。またインテリアエレメントを調整し、落ち着きのある空間となっています。

目の前にパノラマの海が広がる眺望の良いカフェ。

郊外に建つサービス付き高齢者専用住宅です。
（collaboration/福嶋洋一建築研究所)

間仕切りをつくらず、テーブル、机、棚の高さを合わせることですべての家具をテーブルとして使用でき、様々なレイアウトバリエーションが可能となるよう計画しました。
また、お客様にくつろいで頂くため、床はタモの無垢フローリングとし、住宅の振る舞いと同じく、土間から靴を脱いで上がってもらう事務所としています。

以前に担当した郊外住宅です。